沿革
Ⅰ.法人設立
平成24年12月10日、福井公証役場で、社員数5名(理事3名)の非営利型
「一般社団法人みなと福祉会」が公証人の認証を得て設立。同日福井地方法務局にて登記。
Ⅱ.障害福祉サービス事業
当法人の設立目的は、代表理事の職務経験集大成の実戦の場として、
知的障がい者の地域生活支援の為にグループホームの開設をめざし福井県からの
指定を受けることから始めた。
1.障がい福祉サービス事業所の福井県からの指定の取得
平成25年1月31日、福井県より共同生活介護事業所の指定を受けるため申請書を提出。
平成25年3月21日、福井県より指定を得たとの通知を受ける。
事業所番号 1820101838
2.開設時の利用者の入居と職員の研修等
(1)入居予定へ連絡し入居意思の再確認
(2)採用予定職員の業務説明会
(3)入居者の身体状況や能力に踏まえ部屋の決定、手すりの設置等の作業。
(4)定員9名。事前には10名以上の予定者がいたが、5名での開始。
(5)初年度は4~5月に2名退居、2名入居。
(6)26年3月末、8名の入居者を迎えることができた。
3.開設2年目以降
(1)入居者1名が疾病のため他施設に異動。同時期1名が入居。
(2)一年目は夢中でやってきたが2年目からは、定款や倫理を再確認し事業の見直しを
進めながら支援体制の整備を行った。
(3)3月13日福井県の指導監査をうける。担当者から一部指摘はあったが、
「小さな法人で心配してきたが適切に行われている。」と評価を得る。
(4)職員体制:当初7人体制でスタートしたが、現在は10名のスタッフで担当。
特に夜間配置職員4名を確保できたことで管理者が直接業務に入ることが削減され
全体の掌握が改善。
(5)設備改善:各部屋にバス・トイレは整備されていたが、入浴介助を適切に行う為と
入居者の光熱水費削減のため一部屋に大型バスを入れ利便性をよくした。
(6)車の導入:入居者の通院や余暇活動の支援、職員の活動のために社員の古い車を
購入し利用しているが型も古く使いにくい状況があった。
平成29年2月20日、日本財団の助成により新車を導入。
(7)玄関にアーケードを設置
屋根雪が建物の入り口に落ちるので入居者の危険防止のためにアーケードを設置。
同時に除雪機も購入。
Ⅱ.成年後見制度の普及及び制度利用における相談支援事業
代表理事が個人事業として行っていたが、より信頼性の高い法人でその業務を支える
こととした。主な対象者は、高齢者・知的障がい者である。詳細は団体の活動・業務
の中で報告。
Ⅲ.代表者の略歴(大関賢治)
・昭和50年4月福井県福祉事業団入社
・平成18年3月同上退職
・平成19年4月 大関社会福祉士事務所設立
仁愛女子短期大学非常勤講師、福井県立看護学校講師、
福井市社会福祉協議会苦情解決第三者委員、福井市介護認定審査会委員、
福井県社会福祉士会副会長、介護支援専門員講師等歴任
・平成24年12月一般社団法人設立 代表理事選任就任
・平成25年4月指定共同生活介護事業所管理者就任